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未満都市15 

2007年08月17日 ()
二次創作 * 小説・文学
暑い暑い暑い……!
なんじゃ、この暑さは〜〜〜。
一向に涼しくならなーい!
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★ ☆ ★ ☆ ★

未満都市15

★ ☆ ★ ☆ ★

 幕原の白い施設の中に、新しい住人が入居したのは実に一ヶ月と一週間ぶりだった。
 皆が皆、一様に白い服、白いズボン、白い靴を身に着けている。
 その目には一様に輝きがない。
 現在も白い壁が印象的な食堂にて、一同の視線は新参者たる二名に注がれている。
 ヤマトという名の少年は侵入から即日で入居してきたが、原因不明の高熱が出て一週間は宛がわれた部屋で身動きとれなかった。
 なので、今朝ようやく目が覚めたヤマトは、本日始めてのお目見えといえる。
 一方、タケルはというと侵入から約二日後に市街地の一角で捕らえられた。
 こちらは捕まえるのには時間がかかったが、入居後は同室のヤマトの看病などに従事し、模範的な入居者として目立たず静かに暮らしている。
「何が楽しくて安全な外の世界から入ってきたんだか……」
「しかも、ろくなモノ持ってきてなかったみたいだぜ……チョコクッキーとかGBとかさ」
「ピクニック気分かよ。お気楽なこった……」
 と陰口を叩かれるのも尤もで、食堂の隅で二人は黙々と箸やスプーンを動かした。
「畜生。身体さえ言う事を聞けば……!」
 悔しさで箸を持つ手が震えているヤマト。
「我慢や。ヤマト君、我慢、我慢」
 さして気にする風でもなくタケルは自分が用意したスープをすくう。
「しかし、悪いな。タケル。何もかもしてもらっちまって」
 基本的に、施設内は自活するのが規則らしい。
 大抵は五人部屋の共同生活者が、分担して家事や炊事などをこなしていると先程、柴崎から聞いていた。
 その他にも部屋ごとに出される仕事などがあるそうだ。
 ヤマトとタケルは小さな余り部屋に押し込められ、普通五人でこなす所を二人でしなければならなくなっていた。
 しかも、現在思うように身体を動かせないヤマトがいるので、必然的にタケルが一人で数をこなしている状態だった。
「何も気にせんと、栄養つけなあかん。まだ熱高いんや。無茶は禁物やで」
「それにしても、まさかこんな事になってるなんて……お前、もしかして気づいてたんじゃないか?」
 ヤマトはジープの中でのタケルの様子を思い出していた。
「あん時……ゲートの所で出てくジープに、何やしらんが薬品まいてたやろ。普通、火災ならあないな事せぇへんし、テレビで言うとるような隕石の放射能が原因なら自衛官の皆さん、もっとごっつい装備してるやろ」
「だからジープの中で突然、俺を下ろしたのか」
「上手く行かんかったのは残念や。あん時のお前、まだ感染しとらんかった筈やし。なのに、むざむざ犠牲者増やしおってからに……」
 表情には出さないが、相当タケルは怒っている様子。
「まあまあ、こうして無事生きてるんだからさ」
「なに悠長なこと言うてんねや。下手すればお前、死んでもうてたんやで?」
 タケルが怒るので、当のヤマトは普段の彼らしくはないがフォローにまわる。
「とにかく、もっと状況を把握する必要がありそうだな」
 ヤマトは注意深く辺りを見渡した。
「さっきも言うたけど、お前が寝とる間、何度かキイチが見舞いに来たで。今日の自由時間――午後八時から九時までの一時間に、また顔見せる言うてた」
「そういや、キイチはどこだ?」
 立ち上がってキョロキョロと食堂を見渡すヤマト。
「落ち着け。食堂が使える時間は三時間しかない。せやから食事は班――部屋割りごとに三回に分けられとるんや。俺らのグループは午後二時からで一番最後。キイチの班のグループは正午の十二時から一時間、一番初めや。覚えとき」
「何か、まだるっこしいな」
「一つの都市が丸ごと感染症に侵されたんや。今どんだけの人数いるかわからへんねんけど、妥当な線や思うで。むしろ、こうしてまともな食事出来るのは奇跡的や」
「それにしても……何と言うか。こう、息苦しいっつーか」
「窓がない?」
 タケルの言葉に、ヤマトは身をのりだした。
「そう、それだ!」
「ここ地下やし。しゃーないね」
「地下なのか?」
「苦し紛れの目隠しやろ。どこもかしこも白一色。赤じゃないだけましかもしれへんけど勘弁したって欲しいわ。仕事によっては建物の外にも行けるのが唯一の救いか……」
「外に?」
「滅多に出られへんから、もし出られる時は満喫しといた方がええで。それにしても食事終わったらヤマト君、初の仕事やな。ごっつ楽しみや」
「何、その笑顔……」
 にんまり笑うタケルを見て、ヤマトは不吉な予感がした。
 話題を変えるためにヤマトは尋ねる。
「そういえば、お前の姉ちゃん見つかったのか?」
「……」
 タケルは目を伏せると、口許に笑みさえ浮かべて淡々と語った。
「当時、プラント内におって死んでもうたらしい。爆発に巻き込まれて遺体も出んのやと」
「……」
「ヤマト君。そないな顔せんといて。こっちまで気が滅入るわ」
「……悪い」
 ヤマトは自分の軽率な発言に対し謝る事しか出来なかった。
「ここに向こてる時から、こうなるような気ぃしとったんや。もし爆発に巻き込まれへんかっても姉ちゃん、成人しとったからな……不幸中の幸いや。あないな病気で死によるより全然マシやで、ほんま」
 まるで死に様を見た事があるかのようにタケルは話す。
「タケル……」
「せやから。お前さんが気に病むのは幾らなんでも、お門違いやで?」
 ……こいつには一生適わない。
 ヤマトは苦笑するタケルを見て、しみじみとそう思った。

★ ☆ ★ ☆ ★

先は長くなりそうです……。
途中でミニエピソードとか入れちゃって、
当初の方向性を見失うタイプの文章になってきた。

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[2007.08.17(Fri) 14:33] パロディTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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未満都市14 

2007年08月05日 ()
二次創作 * 小説・文学
柴崎さんって、今思えば貧乏くじを引いたんですよね……。
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<未満都市14>

「タケル君は二度目だが、改めてヤマト君と一緒に、この幕原の内部事情を聞いて貰おう」
 居住区から少し離れた施設に連れてこられたヤマトとタケルの目の前に、大きなモニターが置かれていて、そのモニター越しにいかにも官僚といった風情の恰幅の良い男が説明を続ける。
「まず始めに、私はこの幕原の秩序を守っている柴崎という者だ」
 柴崎と名乗った男は、淡々と語った。
「知っているとは思うが、今から約一ヶ月前、幕原市に一つの隕石が落ちた。運が悪い事に、幕原市に新しく展開していた巨大プラントの一部に隕石が突っ込み、プラントの燃料が次々と爆発し、未曾有の大惨事となった」
 柴崎の目からは、何の感情も見出せない。
「起こった火災やそれに伴う二次災害は勿論、数多くの悲劇を呼んだが……それよりも深刻な問題が我々の目の前に立ちふさがった。それは――隕石に付着していたと思われる、未知なる微生物が引き起こした感染症である」
「……感染症?」
 ヤマトは怪訝そうに目を細める。
「そうだよ、ヤマト君。原因不明の熱病のような病気が、辛うじて火災で生き残ったプラント内の住人や、幕原の人々、それを救助していた者達に襲ってきて、やがてプラント周辺では済まなくなり、幕原市全体にまで及んでいった」
 柴崎は声を低める。
「奇病が発生した、という情報が入った時点で国は逸早く被害を拡大しないために幕原市周辺を封鎖したが、その時には既に多くの被害者が出ていて――その場に居合わせた大人は皆、治療の甲斐なく息絶えた」
「……何だって?」
「私を含めて、自衛官、医者、レスキュー隊、消防官、警官……ここにいる大人たちは皆、感染症を予測して準備を整え二次出動した者達だけだ。初動時に駆けつけた者は感染症が原因で文字通り全滅してしまった」
「……」
 ヤマトは背筋が寒くなった。
 当初、致死率が高いので空気感染や飛沫感染も疑われたが、遺体などを調べた結果、空気中では生きられない微生物が原因だと判明し、接触感染が特定されたという。
 触れなければ、感染しない病気なのだ。
「この映像は、我々が“T−幕張型”と名づけた微生物である」
 柴崎の顔が消え、どことなくグロテスクな映像が映る。
「この感染症で生き残ったのは年若い未成年の子供達だけだった。しかし、一時的に症状が治まったからといって完治した訳ではない。後に発病した者も何名かいるからな。原因は今なお究明中だが、原因が特定出来るまで、そして有効な治療法を確立するまで、この施設に留まり、君たちにも少なからず協力して貰いたい」
「それって俺たちも、その何とかっていう病気にかかっちまってるって事か?」
「その通りだ。この病に感染すると、すぐに高熱を発し、意識が混濁する。ヤマト君、先程までの君のように」
「……」
 タケルは黙って腕を組みなおした。
「我々は他の地域に住む国民がパニックを起こさないよう、君たちも知っているように表向きでは隕石が落ちたことによって起こった火災や放射能などが災害の主な原因だと説明しているが、仕方がない事と認識して欲しい。我々が情報操作を行っている事も、余り他の子達に口外しないようにお願いしたい。彼等は何も知らないのだ。施設内でのパニックは非常に困る。ヤマト君、そしてタケル君……いいね?」
 柴崎は念を押した。
「良う分かってます」
「良いも悪いも、選択の余地ないじゃねーか……」
 素直に頷くタケルと、不機嫌そうな表情を隠しもしないヤマトは実に対称的だった。
「宜しい。幕原の事情説明はこれくらいにしておこう。……次に、この施設における生活についてヤマト君に簡単に説明しようか。細かい事は、後でタケル君に聞くと良い」
 柴崎は、相変わらず表情の読めない顔で淡々と語った。


★ ☆ ★ ☆ ★

今気づきましたが、本編知らない人にとっては、
めっちゃネタバレですね;;

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[2007.08.05(Sun) 18:13] パロディTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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未満都市13 

2007年07月30日 ()
二次創作 * 小説・文学
穴埋め小説!
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<未満都市13>



 気がつくと、目の前に全身緑色の見慣れぬ格好をした人間がいた。
 以前、入院した時に見た医者が身に着けていた術着に似ているが、それにしては厳重すぎるような気もする。
「ようやく目が覚めたようだな」
 分厚いマスク越しに、くぐもった低い声が聞こえた。
「ここは……?」
 白い天井。白い壁。見慣れぬベッドも、これまた白い。
「ここは幕原だ」
「幕原……」
 ヤマトは意識を手放す前の記憶を必死に思い出そうとする。
 そんな時、部屋で唯一の出入口であるスライド式のドアが開き、その先にこれまた白い長袖長ズボンの服を身に着けたタケルが立っていて、目を丸くしている。
「ヤマト! 起きたんか!」
「タケル……? お前も捕まっちまったのかよ」
「それより、ごっつ心配したで。全然意識戻らんし……もう駄目かと思た」
 こちらに駆け寄ってきたタケルに、側にいた男が口をはさんだ。
「しっかり話しも出来ているようだし、もう心配ないだろう。……それより検査は?」
「良好ですわ。はい、これ」
 タケルは持っていたバインダーを男に渡す。
 バインダーのに挟まれている書類に目を通した男は、タケルを見据える。
「よし。報告してくるから、暫く様子を見ているように」
「はいな」
 男を見送ったタケルは、ベッドの側に置いてあった椅子を引き寄せて腰掛けた。
「タケル。これ、どうなってるんだよ? さっきの奴は何モンだ?」
 ヤマトの問いに、タケルは少しばかり目を細める。
「あれは自衛隊の医療班の一人や。お前、丸一週間も寝とったんやで」
「一週間? 何でまた……?」
 ヤマトは寝返りを打とうとして、身体が思うように動かない事に気づく。
「無理すな。詳しい事は後で自衛隊の皆さんが教えてくれはるやろ」
「詳しい事って? ここって幕原なんだよな?」
 あの焦げ臭い幕原と、この無味無臭の白い部屋が上手くヤマトの中で結びつかない。
「疑問に思うのも無理ない。ここは幕原の生存者たちを収容してる居住区やねん」
「やっぱり、あの週刊誌の写真、本当だったのか。幕原には生存者がいたんだな!」
「まあな、俺らが乗ったジープを運転してたおっさんもマスコミの人間でな。……ま、この話は後でもええか」
 何故か溜息をつくタケル。
「お。そういやキイチに会うたで。お前もすぐに会えるやろ」
「……マジかよ! スズコに連絡しなきゃ」
 ヤマトは自分のナップサックを目で探したが、見当たらない。
 そして、脳裏にある事が思い出される。
 そんなヤマトの様子を知ってか知らずか、タケルは肩をすくめてみせた。
「残念。持ち物、ぜーんぶ取り上げられてもた」
「そうか。それじゃ、どうやって外に連絡すれば良い? 公衆電話?」
「どうにもならんわ。諦めい」
「どうにもならんって……どういう意味だよ」
「どうもこうも、どこへも連絡出来ひんいうこっちゃ。俺とお前は、便宜上、既に死んだ事になっとるんやからな」
 事も無げに語るタケルを見て、ヤマトは目を見張った。
「死んだ事に……なってるって? お前が? ……俺も?」
「お前の親友のキイチとか、他の幕原の住民と同じ扱いやねん」
 タケルの言葉を聞いて、不意にヤマトはテレビの特別報道番組を思い出す。
 知っている限りでも、両手の数では足りないくらいのマスコミやボランティア、消防員らが災害に巻き込まれて行方不明とかいうニュースが流れていたが……。
「まさか、ニュースで流れてた行方不明者って……」
「ご名答。幕原の秘密を知りよった連中は皆、俺らと同じように行方不明者や死亡者リストに載るゆう寸法や。――俺とした事がぬかったで。あのゲート潜った時点で、俺らは幕原の囚人になってもうたんや。この部屋は、さしずめ俺とお前に宛がわれた綺麗で清潔な狭い牢獄っちゅー訳やな」
「何だよ……何なんだよ、それ!」
 ヤマトの叫びに、タケルは再び肩をすくめた。
「ま、仕方あれへん」
「お前――仕方ないで済む訳ねーだろ!」
「せやな。これ以上は、幾ら言葉で言うても無駄やろ。自分の目で確かめてみい」
 タケルはそう言って、何故かヤマトの肩に手を乗せた。



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この辺から、とっても記憶が怪しい物語となってきております。

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[2007.07.30(Mon) 19:41] パロディTrackback(0) | Comments(0) 見る▼
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偽りの破片15 

久々に自作小説を更新。
部屋が暑くて、茹で上がりそうです。
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<偽りの破片15>


 そう。
 オレが産声を上げたのは、誰もが吐き気を伴うであろう陰気臭い場所だった。
 今に比べたら、天地の差といえる。
 だから……たとえ何が起きても今の環境を与えてくれた主に逆らう気はないし、今は現状維持だけで手一杯だった。
 仮初とはいえ、今の環境――人の姿をして人として普通の営みを行っている時間――というのは素晴らしいといえるモノだと思う。
 オレが“かつて居た場所”は、良くて爪弾きにされない程度の場所だったからだ。
 そんな反吐がでそうな悪環境の中でも特に捻くれた場所で生まれ育ったオレが、こうして普通の人間に交じって生活しているというのだから、正直いって笑ってしまう。
「くっくっく……」
「……シェザー?」
 隣にいた“友達の”ゴーディがオレの笑顔を見て不機嫌そうに声をかけてきた。
「俺の不幸がそんなに楽しいか?」
「いやいや、悪い。あのシル坊が、こうしてお前さんに逆らう事があるとは思わなかったからさ」
 言い訳がましくオレがゴーディを見つめると、諦めたかのように金髪の友人は溜息をつく。
「とにかく俺にとっては一大事なんだ。もっと真剣につきあってくれないか」
「失敬な。オレは、いつだって真剣だぜ?」
 オレの言葉に、ゴーディは不審気な顔を隠さなかった。
「本当だってば。……シル坊が何物であれ、オレはアイツの味方になれる自信あるぜ?」
「その言葉、全面的に信じよう」
「……そう簡単に信用されちゃうと居心地悪いな……」
「今、何か言ったか? この口が?」
 ゴーディは真顔でオレの口を左右に引っ張った。
「にゃにもいってマセン」
「宜しい」
 ビリッ
 どこからともなく感電したような感覚がオレを襲う。
「ところでさ、ゴーディ。シル坊を探すにしたって、探し手が二人いるのに二人一緒の場所を探して何か得でもあるのかい?」
「確かに、得なんて一つもないな」
「じゃ。お前さんは、まずこの山探してくれ。オレは何とかっていう奥の山を見てくっからさ」
 城の目の前にそびえる山をゴーディに指差し、自分は奥に連なる山を見据える。
「……いいだろう。シルヴィを見つけたら、何とか家に戻るように伝えてくれ」
 この場に女性がいたら溜息の一つでも出そうな憂い顔のゴーディが、オレの肩をポンと軽く叩く。
「昔から――失せモノ・尋ね人は、このシェザー様にお任せってね」
「そうだったな。頼んだぞ」
「了解」
 こうして軽く城壁を超えたオレたちは、二手に分かれた。
 シルヴィの、いや“シルヴィアの魂”を持つ人形がどこにいるかなんて、オレの特殊な瞳にはハッキリと映し出されている。
 少し前。
 奴がこの世界の扉を開けた瞬間から、このオレには良く分かっていた。
『我、闇の主アンダンテの僕シェザリオン。皆の者、闇に絡め取られたくなければ速やかに選ばれし者への道を開け。我声に耳を塞ぐのだ。さすれば永遠の眠りを免れよう――』
 背筋が寒くなるほど美しい旋律の“魔歌”が、風に乗って広範囲に響く。
 その後、飛んでいた蝙蝠も地に激突し、静かな旋律を奏でていた虫たちもピクリとも動かず、何もかもが死んだように静まりかえった。
『永遠の眠りは言い過ぎた。明日の朝までで良いや。――オレって結構、お人よしだろ?』
 美しい音色の歌の合間に、そんな台詞が混じったが、その台詞を聞いたモノなど誰一人、何一つ存在しないのだった。
「悪く思うなよ、ゴーディ。そしてジュネ――オレにはオレの事情ってモンがあるんだ」
 闇に包まれた静寂の中、先程まではシェザーであった者が一人呟いた。


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ユマも好き系ですが、私的にシェザーがお気に入りだったりします。

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[2007.07.28(Sat) 22:54] 偽りの破片Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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ECO 

2007年07月28日 ()
ひとりごとのようなもの * 日記
とうもろこしを原料にしたガソリンに継ぐ次世代燃料を開発したり、
完全に電気で動く自動車を生み出したり、
結構頑張ってるな、と思いました。
何れ二酸化炭素をちっとも出さない家電製品が蔓延したとすると、
あとは一人一人が息を潜める事が大事ですね。

原子力発電に頼らない電気生産法が見つかれば御の字。
でも、その内、核融合とか実現しそうですし、
そうしたらエネルギー効率100%なんですっけ?(質問してみる)

もっと生きやすい世の中になると良いですね。

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[2007.07.28(Sat) 21:12] 日記Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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愛し君へ… 

2007年07月23日 ()
テレビドラマ * テレビ・ラジオ
ちょっと前のドラマの再放送らしいんですが、
最初の三話だけ見ました。泣きました。

★ドラマ「愛し君へ…」

一つ先の台詞が分かるくらいにお約束なお話なのですが、
やはり日本のドラマの「泣かせ」は侮れませんね。
先が読めるけど、つい泣いてしまう。
シリアス物だと全体シリアスな雰囲気で作っていく事や、
在り得ないほど不幸が重なっていく様は反則ですよ。。

日本のドラマとか映画って、どれもユーモアはイマイチですが、
泣かしは一級品ですね。
ネガティブな気分になりたくない時は決して見ちゃいけません!

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[2007.07.23(Mon) 21:54] 趣味Trackback(1) | Comments(0) 見る▼
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ドリーム・キャッチャー 

2007年07月22日 ()
TVで見た映画 * 映画
ものっ凄く小さい頃に見た覚えがあり、
確かその時、小説も探して買った覚えもある作品。
ただし、内容が全く思い出せなかった事実!!

★スティーヴン・キング原作・映画「ドリーム・キャッチャー」

多分、巨匠キングさんは、超能力とか不思議な事が大好きなんだと思います。
デッド・ゾーンしかり、炎の少女チャーリーしかり。
勿論、この作品もひょんな事から超能力を持ってしまった青年四人が主役です。

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ちなみに題名のドリームキャッチャーというのは、アメリカ先住民の網目状の丸いお守りの事だそうで、良い夢は網目を通し、悪い夢は網目でキャッチしてくれる、そんなお守りだそうです。

<一応ネタバレ予防>
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毎年の恒例行事で雪が積もる小さな山小屋に集まった幼馴染四人は、昔話に花を咲かせます。
その中で、もう一人の幼馴染の話題も交じる。
その子は言葉が上手く話せず、小さい頃、いじめられている所を仲良し四人が助けたのです。それが切っ掛けで不思議な彼と親しくなった四人。
不思議な彼は「不思議な能力」を持っていて、ある時、四人+一人が失踪した女の子を捜そうと集まった時に、その不思議な力の一部を授かります。
他人の心が読めたり。未来や過去の事がわかったり。探し物を見つけられたり。
とにかく不思議な事が出来るようになります。
無事に女の子を助ける事が出来た四人。
それから大人になり、不思議な能力も疎ましく思えてきた頃、雪山に来て一人の男性を助けます。
そこから恐怖の体験が始まる――。

……とは言え、ホラーというよりはスプラッタ。
シリアスというよりはブラックコメディータッチ。
で、途中真剣になっていいのやら、笑っていいのやら悩みました。
大作……って感じじゃないし、途中訳のわからない笑いがこみあげてきますが、超能力好きでコメディ好きな方でしたらレンタルDVDか何かで見ては如何でしょうか??(苦笑)
という訳で、多少下品で、大いに不思議な作品でした。

多分、子供の頃は私の心に何か響いたのでしょう。
幼い頃の映像だけは、うっすら覚えていたものでw

正直、四人に能力を授けた意味がないくらい不思議な彼は強かった;;
そして最初にお亡くなりになった彼の能力は発揮出来ず仕舞いだったような……;;

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[2007.07.22(Sun) 19:49] 趣味Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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イケメンパラダイス☆ 

全部じゃありませんが、家族が単行本を持っている訳です。
花とゆめ連載当初から見てましたねー。懐かしい。

やはり原作とドラマでは、かなり違いますね; でも、面白いw
生田くんのハジケっぷりとか、他の寮生のテンション高い所とか。
副題に恥じないようなパラダイスっぷり!
主人公は、さぞや、やり難いのではなかろうかと思います;
出演者が大半男の子だもんなぁ。

それ以上に、この作品をドラマ化しようという心意気が気に入りました☆
凄い大博打だと思うんですよ。
内容からして「ごくせん」以上。

最後まで突っ走っていただきたいものです!

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[2007.07.21(Sat) 20:59] 趣味Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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プリンタの悲劇(再び) 

2007年07月18日 ()
ひとりごとのようなもの * 日記
僕の大好きなプーリン、ター。
自前で購入したプーリン、ター。
とっても大事にしてーたーのにーぃ。(疑問符)
壊れて途中で止まってるーぅ!
はい…どーしよっ。
はい…どーしよっ。
おう、修理に出そか。自力で直そか。パオパオパパパ☆
おう、リセットかけよか。電源落とそか。パオパオパ☆

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以上、プリンタの歌でした。(完全にパクリ)

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インク買い足しちゃったから、もう少し長く使いたいデスよ。
五千円が無駄になるのは嫌〜!

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[2007.07.18(Wed) 21:17] 日記Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

フフフ by リィン
今日のライブはメチャ熱かった!!
興奮し過ぎて、マジで疲れましたww
ありがとう〜!
プリンタは前から調子悪かったのさー。
もう直ったので大丈夫だよ!
ブ厚くなってゴメンよ☆

ありがとう!! by 胡蝶
今日の暑いライブはいかがでしたか??
私は興奮しました(笑)
私のためにプリンター壊れてしまってすみません!!
でも有難き幸せです☆
ありがとうぉ( ̄个 ̄) フォッフォッフォ

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グルグル回る 

2007年07月18日 ()
ひとりごとのようなもの * 日記
好きな曲が頭に離れないように、
好きな映像が頭から離れない事ってありますよね。

最近ようやく分かってきたのですが、
映像だけ。曲だけ。
よりも両方合わさった方が印象深いんだなって。

うーん。面白い世の中ですな!

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[2007.07.18(Wed) 20:40] 日記Trackback(0) | Comments(2) 見る▼
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COMMENT

by リィン
確かに、最近度を越してきてますよね。(苦笑)
同じ映像を繰り返し見つめる日々……ww
でも素敵な瞬間って、色あせる事がないんだよね!
素敵な彼等に感謝を☆

by 胡蝶
音楽だけでなく眼でも感動できるんじゃないですか?
元気もらえてるはずなのにぃ・・・
ちょっと見過ぎで(笑)
頭の中がおかしくなりそうです(笑)
誰か助けてくださ〜い★

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